子どものお稽古と才能

ここメキシコでも、様々な種類のお稽古事があります。
私の娘も、9種類のお稽古に通っています。
全て本人がやりたいと言い出したものばかりです。私が無理やりやらせている訳ではありません。
例えば、9種類と言っても、そのうち2つは保育園の課外事業でやってくれているもので、少しお金を払えば習うことができます。
保育園の課外事業で選択できるものは、バレエ、ヨガ、サッカー、テコンドーです。
娘は、バレエとテコンドーを選択しています。
ちなみに、バレエもテコンドーも週2回、1回1時間のクラスで、半年で10,800円です。

残りの７つのお稽古は、体操、絵画、バイオリン、ピアノ、水泳、乗馬、公文です。
日本だと９つのお稽古事をさせるなんて、間違いなく経済的負担が大きすぎて不可能です。ここ、メキシコではお教室の場所にもよりますが、かなり格安なのでこれだけの量をさせてあげることができます。
例えば、バイオリンとピアノは同じ先生なのですが、家庭教師スタイルで1回1時間720円です。先生が家まで来てくれるので助かります。
きっと日本では考えられない金額ですよね。
将来、音楽家になって欲しい訳ではないですが、小さい頃に色々やりたいことをさせてあげたい親心です。

この９つのうち、どのお稽古がものになるかわかりませんが、とりあえずやらせてみようと思っています。

ちなみに、9歳にしてゴルフのワールドチャンピオンシップトーナメントに参加したというお嬢さんが近所にいます。
そこのお家は、3姉妹全員にゴルフをさせたそうですが、9歳のお嬢さんだけは、他の2人のセンスとまったく違うかったようです。同じ姉妹でも違うんですよね。
その彼女は、3歳からゴルフを始めたそうです。お母さん曰く、すでに3歳から素質があったそうです。そして、どこかリゾートに遊びに行っても、その子だけビーチで遊ばずに、お父さんとゴルフをしていたそうです

やはり天才は何かが違うのかもしれません。

私も半年だけゴルフのレッスンに通っていましたが、素振りは上手いけど、ボールに一切クラブが当たらず、コーチに「ゴルフ向いてない」と言われ、止めたという話をしたら、そのお母さんも「私もよ！」と仰っていました。

ゴルフの練習は毎日だそうですが、お母さんは「ゴルフばかりして何もできない人になったら困るから、ゴルフの練習も大事だけど、お友達とおままごとしたり、普通の9歳の女子がやるようなことをきちんとさせたいの」と仰っていました。
素敵なママですよね。
将来、彼女は大物ゴルフプレイヤーになるかも知れませんね。

子どもの才能を早く発見して、それを伸ばして上げられたら、それほど素晴らしいことはありません。
うちの娘の才能は何かしら？